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自社水田の溝切りを行いました!

先日の除草剤散布に続いて、今回は中干し準備として溝切りを行いました。

中干しとは、田んぼの水を抜き、土が軽くひび割れるまで乾かすことです。
地中の有害なガス(メタンガス、硫化水素など)を抜いて酸素を補充し、根の成長を促すなど、稲の成長を調整することが目的です。

今回も近所のJAさんで溝切機をお借りしました。

中干しに入る際は田んぼの排水口を開放して水を流しますが(落水といいます)、田面の傾斜や地質によって十分に乾燥しないことも多く、そのような部分には溝を切ることで強制的に水を流したり、蒸発を促します。

今回使用した溝切機は、ハンドルに体重をかけて溝切りブレードを土に沈め、エンジンの力で前へ引っ張ってもらいます。
泥の中を歩きつつ、進路を乱さないように体重をかけ続けるのはなかなか大変な作業です。

排水口まで溝が繋がると、溜まっていた水が流れていきます

中干しの期間は品種によって異なりますが、おおよそ1~2週間程度が主流です。
中干し後は再び潅水し、収穫まで浅めの水深を保っていきます。
それでは、また次回お会いしましょう!